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希望の即答

  • 2019.05.12
    【希望の即答】アメリカが中国への関税を25%に引き上げ表明しました。世界経済への影響も懸念されますがどう思われますか?(2019.5.9放送分より)
  • アメリカが中国への関税を25%に引き上げ表明しました。世界経済への影響も懸念されますがどう思われますか?(2019.5.9放送分より)
  • 一番悪い方向に進んでいるんですよ。大恐慌もこうやって起きたんですね。自分たちを守るために関税を上げて、どんどんブロック化が進んじゃったんですね。だから中国は世界第一、第二の大きな経済を持っていてここが喧嘩をしてお互い関税を上げてく戦争をやったら、貿易がどんどん停滞します。停滞して、貿易で商品が売れなければものを作る経済が全部冷え込んできます。そうなって経済が停滞していく、その最悪の事例が大恐慌ですから恐慌に向かってしまう可能性もゼロではないんですね。

    ですから、そうならないように日本の役割って大きいと思うんですよ。だって中国とアメリカの間にあるし、アメリカのトランプさんと仲がいいというのが安倍さんの自慢だし、この前は中国に行ってきて中国との関係も冷えていたけども温かくしてきたと言ってるわけで、ここで安倍さんが外交的な成果をあげられれば、また次の総選挙でもいい要素にはなりますよね。難しいのは日本もアメリカとの貿易交渉がありますから。安倍総理も参議院選挙があるし、トランプさんも来年大統領選挙です。大統領選挙の前にあまり国同士で攻撃しすぎて、それで選挙に負けちゃったと。特に農産物を守りたいというのはアメリカでも日本でも政治の大きな要素なんですね、農業を守りたい。そのために相手の農産物に高い関税をかけて、自分たちの農業守ろうとする。それは選挙には有利でも、貿易として全く停滞させてしまうので経済にはマイナス。
    政治と経済の論理は違うんですよ。簡単にいうと政治は選挙区に利益があって狭小化していくんですね。最終的には選挙に負けられない、選挙で勝ちたいから。
    グローバルに広域化、普遍化していくのでどんどん広がって新しいものを求めるという論理を持ってる経済と、選挙があるから選挙区が大事だといって狭いところの利益を求めてしまう政治、この二つのパラドックスが政治の難しさなんです。トランプさんみたいにはっきり Twitterでガンガンやっちゃう人もいますが。

    県知事時代は外交は抱えていませんが、県全体、県民の利益なのか、一部の選挙区とか、一部の業者の利益なのか、この狭間でいつも政治っていうのは悩むんですよ。だから簡単に言えば、受動喫煙防止条例、県民の7~8割はアンケートをするとやってくれと言います。空気の綺麗なレストランがいいと。町のタバコの煙が公共施設からなくなるわけですから。
    ただレストラン業界、パチンコ屋とか雀荘なんかはタバコ禁煙されたら たまんないよ、お客減っちゃうよと言ってものすごく危機感を持って議員さんにも陳情してくるわけです。その両方の言い分を聞いて、どこかで妥協点、折り合いを付けるのが政治の難しいところです。

※質問は随時Twitterで受け付けています。#希望の即答 をつけて投稿してください。
※毎週木曜日『代表定例記者会見/希望の即答』ニコニコ生放送で放送中!(http://ch.nicovideo.jp/kibouno-tou)