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希望の即答

  • 2019.02.10
    【希望の即答】統計への信頼が揺らいでいます。再発防止策を打ち出すと共に厚労省改革が求められる。(2019.2.7放送分より)
  • 統計への信頼が揺らいでいます。再発防止策を打ち出すと共に厚労省改革が求められる。(2019.2.7放送分より)
  • その通りだと思います。20年位前に当時の総理大臣、橋本龍太郎さんが行政改革で省庁再編を行いました。それまでは労働省と厚生省に分かれていましたが、関連したテーマもあり、省庁の数を全体で少なくするので省庁合併をしました。文部省と科学技術庁が1つになって文部科学省になり、厚生省と労働省が厚生労働省になったのですが、この省庁は一番忙しい省庁です。医療、福祉、年金、子育て、働き方改革、労働・・・外国人労働者もそうですし、今国会ですごく大きなテーマになっている法案についてはほとんどが厚労省の担当なので、大臣が忙しいどころかスタッフも本当に忙しくて、最も働き方改革が遅れているのは、働き方改革を担当している厚生労働省だと言われています。厚労省は巨大になりすぎているので、厚生行政と労働行政をもう一度省庁として分けるという改革も議論しなければいけないと思います。
    実は統計の総元締めは総務省です。政府では20~30の多くの統計調査をやっていますが、政府はその統計をもとに政策を議論したりするので、正確にこの統計の情報が出てこないと困ります。その数字によって企業が経済政策をどうするかを考えたりもします。この統計をきちんと出すことは国家機能として本当に重要なわけですが、それが今全くなおざりになっているのは霞ヶ関の緩みだと思います。
    みんな、日本の官僚は世界一優秀だと思っていました。高級官僚はみんな東大出身で、日本一頭のよい人だと思っていましたし、東大法学部や経済学部の人はみんな中央省庁を目指していましたが、今は行かなくなってしまいました。パシリばかりで、働き方改革ができてないから夜遅くまで働かされて給料もよくない。これだったら民間の企業に行こうとなって人材が集まらなくなっています。忙しすぎるので真面目に働く意欲がなくなってしまうのではないでしょうか。
    霞ヶ関の構造改革から始めないと、このようなミスは次々に出てくるでしょう。そのうちの一つが政権交代なのかもしれません。民主党政権だった時を覚えていますか?蓮舫さんが出てきて「一番でなきゃいけないんですか?何で二番じゃダメなんですか?」と言っていましたが、当時の事業仕分けみたいなことをして、官僚がどうやって事業をしているのかをバーッと政権が代わって徹底して根こそぎ調べることをたまにしないと、どんどん蓄積して前例踏襲主義で今までやってきたからこれでいいだろう、とか、ちょっとやばいかもしれないけどバレなきゃいいだろう、とか、ことなかれ主義になってしまいます。このような状況に霞ヶ関全体が陥っている問題が根っこにはあるのです。そこをどう改革するかですが、その改革の政治的なリーダーシップは政権がやらなければいけません。官僚ではできませんから。これはこれからの安倍政権にとっても大変重要なテーマだと思います。これに失敗すると次の参議院の選挙でやばいかもしれません。政府は何をやっているんだ!となるかもしれませんよ。

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